人気ブログランキング |

ローレンシャンスクールの南山小学校受験対策

ローレンシャンスクールの知恵と経験を、現場からの生の声と共にお伝えしていきます。
by iq-kids
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30
検索
カテゴリ
全体
幼児教育
小学校受験
グローバル教育
未分類
以前の記事
2019年 09月
2019年 07月
2019年 06月
2019年 04月
2019年 01月
2018年 10月
2018年 08月
2018年 04月
2018年 02月
2018年 01月
2017年 09月
2017年 04月
2017年 01月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 01月
2015年 11月
2015年 04月
2015年 01月
2014年 09月
2014年 07月
2014年 04月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 11月
2013年 09月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 08月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 03月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 01月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 03月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 05月
2008年 04月
links
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
<   2019年 06月 ( 1 )   > この月の画像一覧
説明会での出来事
 ・ ・ ・ ・  ・ ・ ・ ・ ・

先日のスクールの説明会で、思いがけず、下記のお話をする機会をいただきました。

受験に取り組む以前に、子どもを育てるということ、生きていくということ、といった意味を

考える機会となり、お話をさせていただいた会では、多くのお母様が目に涙をうかべていらっしゃいました。

すこし前のお話となりますが、お目をお通しいただけましたら幸いに存じます。

・ ・ ・ ・  ・ ・ ・ ・ ・ ・ 

 ローレンシャンスクールの平成最後のレッスンは、イギリスを代表する世界的なアーティストである

マッケンジー・ソープ画伯とそのご子息お二人による世界初のスペシャルセッションとなりました。


マッケンジー・ソープ画伯(以下マッケンジーさんとお呼びします)は、いまから 

8年前にも(年度が定かでありません)、スクールでワークショプを行ってくださり、

その時のちいさな奇跡に満ちたセッションの様子は、

前々回のメールマガジンにも少しご紹介させていただきました。


マッケンジーさんが行なうワークショップは、心の扉が開くワークショップと言われており、

子ども達に変化が起きることがよくある魔法のワークショップで、ローレンシャンスクールでも、

あちこちに小さな奇跡が起こりました。



 ☆ マッケンジーさんって、どんな人なの?


この8年の間に、マッケンジーさんは、イギリス王室から依頼を受け、

エリザベス女王即位60年の記念制作をされたり (Diamond Jubilee)、

ツール・ド・フランスの公式ポスター制作など、輝かしいご活躍をされてこられました。


そのような特別な世界的なアーティストの方が、思いがけず、スクールの平成最後のレッスンを

してくださったことは、本当に嬉しく、文字通り、『有り難いこと』と、


感謝の気持ちでいっぱいです。


そして、同時に、明日から始まる新たな時代に向けて、子ども達、また、子ども達を取り囲む大人に
必要なメッセージを、再度、ずっしりと教えていただいたのだと思うと、


マッケンジーさんのように『人としてあたたかく』、しかし、子ども達の教育に携わるものとしての心根としては、

今一度姿勢を正し、襟を正して臨みたいと思いました。



マッケンジーさんは、イギリスにあまたおられるアーティストの中で、

女王陛下の記念すべき在位60周年の記念のお品の制作を王室から依頼されたわけですが、

その理由をわたくしごときが拝察するのは甚だ僭越かつご無礼ながら、その理由は、


マッケンジーさんの作品が放つ圧倒的なあたたかさと無尽蔵の愛、


人生に対する深遠なる洞察と底知れぬ奥深さによるものであり、


それらは、マッケンジーさんの生きてきた苦難の道と、現在の輝かしいご活躍に裏打ちされたものであること、


マッケンジーさんが歩まれた人生が、イギリス国民に多くの希望を与えるものであるからではないかと、

重ね重ね、僭越ながら拝察いたします。



 ☆ マッケンジーさんのあたたかさはどこからくるの?


ローレンシャンスクールでのセッションの数日前、横浜で、マッケンジーさんのお祝いの会が催されました。

そのお祝いの会に、わたくしも母の代理でお伺いしました。


その時に、作品を前に、マッケンジーさんがお話くださったエピソードを、みなさまに是非ご紹介したいと思います。

(英語、日本語ミックスで伺いましたので、少し聞き間違いをしているところがあるかもしれません。ご了承下さい。)


マッケンジーさんは、イギリスの北東の街にお生まれになられました。戦後、イギリスの産業が国際競争力を
失っていった1950年代のイギリスです。

マッケンジーさんが生まれ育ったのは、工業や造船業の盛んな街で、当時の街の空は、煙で灰色に濁っていたそうです。


マッケンジーさんは7人兄弟の長男で、家族を養うために、お父さんはいつも忙しく働いていました。


マッケンジーさんが子どもの頃、マッケンジーさんは、お父さんにいいました。


「おとうさん、一緒に遊んでよ。」

「だめだめ。仕事で忙しいから。」



「おとうさん、ぼくに、サッカーを教えて!」

「だめだめ、忙しいんだ。」



「おとうさん、ぼくに、本を読んでよ。」

「ノー、ノー、ノー。」


マッケンジーさんのお父さんは、マッケンジーさんと同じく、読み書きに困難さを抱えておられました。

(※読み書きに困難さを抱えるディスレクシアについては、よろしければ、文末ののサイトを御覧ください。)


そのため、マッケンジー少年のお父さんは、我が子に、本を読み聞かせてやることができなかったのです。


小学生になったマッケンジーさんは、学校で、先生に質問されました。


「ハウス(House)の綴りを書いてごらんなさい。」

マッケンジーさんは、ハウスの綴りを書くことができませんでした。


「では、sun の綴りは?」

それも、自信がありません。


そんなマッケンジー少年に、先生は、house と sun の二つの単語分、

それぞれの片手に6回ずつ、計12回、少年の小さな手のひらを、長い棒で、強く叩きました。


そんな学校生活が何年も続き、マッケンジー少年は、やがて学校へいかなくなりました。


ある時、尼僧がマッケンジー少年にいいました。


「あなたは、ろくな大人にならないわね。」「だって、絵しか描いていないもの」

絵を描く時間、マッケンジー少年は、あらゆるさみしさや悲しみから逃れることができ、

マッケンジー少年にとって、絵を描く時間は、とても大切な時間でした。


マッケンジー少年は、斜陽となっていく、街の造船工場で、お父さんとともに働くようになりました。

家族のために働きたくとも、働く場所のない多くの大人達の姿も見てきました。


働きだしてからも、マッケンジーさんの人生には、多くの苦難が待ち受けていましたが、

マッケンジーさんは、人生に立ちはだかる、幾つもの苦難を、すべて、乗り越えてきました。



マッケンジーさんは2年前も、大きな病気にかかり、当時のことを、「大きな嵐の中にいて、強風と雷とがいっぺんに

襲ってきたように感じた」とおっしゃっていました。



そんなときも、マッケンジーさんは、ユーモアと前向きな気持ちつづけ、『まわりの人が言う言葉』ではなく、

自分自身や自分の感覚を信じて、次々と困難を乗り越えてきました。



嵐が過ぎ去ったあとを表した、マッケンジーさんの『After the storm 嵐のあとに』 という作品は、

わたくしも、自分自身の人生の嵐と重ね合わせ、大好きな作品の一つです。


きっと多くの方々が、その作品に自分自身の人生の困難を重ねあわせ、強い共感を呼ぶ作品なのだと思います。


今日は、


つづく

※ ディスレクシアとは?

マッケンジーさんの通訳として、今回もスクールにいらしてくださいました

藤堂栄子様が会長をつとめられている認定NPO法人 EDGEのサイトです。

https://www.npo-edge.jp/educate/


 ・  ・  ・  ・  ・ ・  ・  

by iq-kids | 2019-06-06 17:51 | グローバル教育