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ローレンシャンスクールの南山小学校受験対策

ローレンシャンスクールの知恵と経験を、現場からの生の声と共にお伝えしていきます。
by iq-kids
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【この2年間考えてきたこと。年の瀬にあたって】
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【この2年間考えてきたこと。年の瀬にあたって】

 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

今回のコロナ禍で、世界がどれほど緊密な繋がりのもと成り立っているかが可視化され、

これから、更なるグローバル化やIT化が進む世の中において、

この2年で、準備を進めている子ども達とそうではない子ども達に二極化してしまっていると感じています。


これから先の時代を生きる子ども達には、ロールモデルもなく、自らの人生を複線的に設計していく、

これまで私たちが経験してこなかった人生を歩む可能性が高い。

その中において、必要とされる力とはどのようなものであるか。


多くの情報や選択肢の中から、自らの価値観に照らし合わせ、問いを立て、リサーチし、計画し、行動する力が、

どのような職種にも求められるようになってくるでしょう。


行動や判断の基準は、家庭や自国の歴史や文化が果たす役割も大きく、日々の暮らしの中で、そのことについて、

想いを馳せる機会がある家庭とそうでない家庭、あるいは交友関係の有無には、

大きな差が生まれてくると思います。


そのような観点から、今回は年代別に、スクールでこの2年間に実践してきた具体的な事例のご紹介と

ともに、必要と考える事柄について書いてみました。

年の瀬にあたり、コロナ禍の2年を振り返り、また、新たな年や時代の幕開けに思いを馳せるきっかけとなれば幸いです。

 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

1.幼児さん
2.小学生
3.中学生以上〜大学生
4.特別なお知らせ

 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

1、幼児さんの保護者の方へ

小学校受験を目指すご家族の皆さまにおかれましては、コロナ禍で外での時間や体験などが減ったことで、

ご家庭での日々の過ごし方の重要性が一段と増したと感じます。


コロナで命や健康に関わることに比べ、どうしても、躾やお行儀が二の次になりがちですが、
やはりご家庭においては、これらが要です。

また、躾以上に大切なのが、家族間、夫婦や親子でのコミュニケーション。

外での体験が減った分、日常の「あれやりなさい、これやりなさい。」以外の豊かな会話が、

情緒の安定と知能の要となります。

よく、スクールに来るまでの道中、車の中などを含めて、どんなことを話してきましたか?という質問を

子ども達に行っていますか、その問いに答えられる子は、実は、とても少ないです。

この秋の講習会の時には、「たい焼きは、頭から食べるか、尻尾から食べるか、お父さんやお母さん、
みんなで話していました。」と表情豊かに話した子がいました。


あたたかい家族のやりとりの時間が想像され、こちらまで、ふんわりとあたたかい気持ちになりました。


なぜ、尻尾から食べる方がいいのか、こんな些細なテーマであっても、論理的に、相手を説得する

スキルの習得が実は隠れていますね。

スクールの今年最後のプログラムでは、お節料理の五段重の一番上の段には、何もお料理を入れない
のはなぜか、

などといった問いかけとともに、文化やお作法について学びました。


受講した子どもたちは、スクールで体験した後、次に、家庭でそれについて話し、また、実際に、
お正月にお節料理などをいただきながら、ご家族と会話をするといった螺旋的な学びのサイクルが、

レッスンを起点に、起こってくると、

一つのレッスンが知識の習得に留まらず、重層的な学びや能力の広がりにつながっていきます。

 ・ ・ ・ ・ ・  ・ ・ ・ ・

2、小学生

この冬の小学校受験を終えた子ども達は、早くも、次世代に向け、イノベーションやプログラミング、
ビジネスプランや動画作成などのレッスンをスタートしました。


私立を含む公教育の場でも、少しずつ変化は起こっていますが、実社会で起こっている大きな変化には、

遠く及ばず、今後予想されるドラスティックで大きな変化に対応できる能力を養うためのカリキュラムを、

スクールでは多数開講、実践しています。


表面的なテクニックを習うのではなく、例えば、動画作成のプログラムでは、大前提として、

自分が面白いと思う事柄や世界観を持っていることが求められます。


自分の大切に思う世界観を、自分以外の人に伝える方法について、ゼロから考え、組み立てていく

創造性や理論が求められ、それらの重要性を誰より子ども達が体感します。


どうしたらもっと世界を広げられるのか、伝えたい人は誰なのか、自らが身に付けたい能力について

考え、

知りたいことや新たにできること、可能性の扉を開いていく喜びを感じる体験が、

その後のその子自身の世界の広がりに、より一層需要な役割を果たすことを日々感じています。

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3、中学生以上〜大学生

スクールには、幼児さんの時からお預かりし、知能教育や小学校受験のプログラムから順を追って、

螺旋階段式に、様々なプログラムを受講してきたスクール生達が在籍しています。


今年の夏、毎年恒例の合宿に代わるものとして実施された、歴代首相や世界各国王室の子弟を預かり

育てていることで名高いイギリス・イートン校と、ローレンシャンスクール共催ののプログラムを
生徒たちが受講しました。


今回のようなオンライン・プラットフォームでの学びは、すでに、世界のトップスクールではスタンダード

なものとなり、

その仕組みを使って、自ら学びを進める体験は、

生徒たちが世界の学びで何が起こっているかを何より雄弁に物語るもので、今後の彼らの取り組みの姿勢を
大きく変えた手応えと実感があります。


膨大な量の課題や資料の読み込みにも取り組み、最終課題終了後に、それぞれの名前が書かれたイートンから

英語のサーティフィケイトが届いた時には、私も心から生徒たちを誇らしく、また、嬉しく思いました。


プログラムの中で印象に残ったことの一つが、動画によるレポートの提出でした。


課題が出されてから、僅か一週間ほどで原稿を作り、プロットを考え、録画、編集し、指定された形式での

アップロードまでを中学一年生の生徒たちがやり遂げました。

ITと共に世界の学びは進化していることを、強く印象付ける体験だったと思います。


私どものスクールでも、来年には、オンライン・プラットフォームで学びを進めることができる

サイトの準備を進めており、中学生以上、大学生まで幅広く取り組める課題設定を考えています。

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4、特別なお知らせとご案内


以上の事柄を踏まえ、ローレンシャンスクール では、新たな時代に必要な教育の在り方について、

皆さまと共に考え、歩みを共にして参りたく、イートン校CEOのキャサリン氏によるオンライン講演会を

現地イギリスとライブでつなぎ、行いたいと思います。

イートンのプログラムは、大学生も対象になっておりますので、卒業生の方々も、是非、ご参加ください。

詳細は、次のメールでご案内申し上げます。

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・お知らせ:

ローレンシャンスクール では、新たな時代のリーダーを育むための教育に取り組んでおります。
素敵なご家族の皆さまとの出会いを心より楽しみにお待ち申し上げます。

【入校説明会】1月23日:https://iq-kids.net/post/38975/



・講演会について


・日時:2月8日(火)19:00-20:40 (仮)
・参加費:無料
・方式:オンライン参加(Zoom)

暗記や知識習得とは異なるソフトスキルを学ぶ意義を紹介し、新しい教育の在り方と可能性を示す講演会。

第1部は、英国の名門Eton College が企画・開発したオンラインプログラムEton XでCEOを務める
キャサリン・ウィテカー氏による講演を行い、

Eton Xが提唱するソフトスキル「Future Skill」の重要性を語って頂きます。


第2部では、Eton X『Making an Impact(人の心を動かす)』講座を受講した

ローレンシャン・インターナショナルスクールの生徒たちが、キャサリン氏の前で成果発表として各々

プレゼンを行い、フィードバックを受ける。


年明けに、スクールのサイトに、お申し込みのフォームとともに正式なご案内を掲載いたします。

皆さまのご参加をお待ち申し上げます。


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by iq-kids | 2021-12-30 19:56 | グローバル教育
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